予定のない休日も意外とイイね


今日は、めずらしく何の予定もない休日でした。目覚ましをかけずに自然に目が覚め、布団の中でごろごろしながら窓から入る光を眺める時間。外からは小鳥の声が聞こえてきて、普段の慌ただしい朝とはまったく違う、ゆったりとした始まりでした。時計を気にせず過ごせるだけで、心がふわっと軽くなります。

午前中はコーヒーをゆっくりと淹れて、香ばしい香りに包まれながら読書。ページをめくる音と、静かに流れる音楽だけが部屋に響いています。途中で飽きたらソファに横になってスマホを眺めたり、録りためたドラマを見たり。やることは特別じゃないけれど、時間に追われないだけで同じ日常が心地よく感じられます。

午後は気分転換に散歩へ。空気は少しひんやりしていて、秋の気配を肌で感じました。近所の道端には小さな花が咲き、木々の葉が少し色づき始めています。公園では子どもたちが元気に走り回り、その笑い声を聞いているだけで不思議と気持ちが明るくなりました。ふと見上げると、空にはうろこ雲。季節の移ろいを感じられる、いい瞬間でした。

予定をぎっしり詰める休日も充実感がありますが、こうして「余白のある日」を楽しむことも大切だと実感しました。心と体をゆるめる時間があるからこそ、また頑張れるのかもしれません。次の休日も、あえて予定を入れずに「ゆるり」と過ごしてみようと思います。